親方修行と子育ては似てる気がする
みなさんこんにちは!
足立区は五反野駅より徒歩4分
すし処としの店主
森敏也です。
先日、としさんで
働かせてくださいと
22歳の若者が門をたたきました。
私自身、
後輩やアルバイトに
仕事を教えたことはありますが、
見習いを雇うということは人生初。
その昔、子育てをしていた時と
見習いと共に仕事をしていて
思ったこと、感じたこと、
自分がこれからやらなければ
いけないことや思考などを
忘れないためにも、
ブログにアウトプットしていきます。
かなり長い文章になりますが
最後までお読みいただけたら幸いです。
【親方修行と子育ては似てる気がする】
「全ては『つ』のつく年まで」という考え方は、
育成や教育の根本に深く関わります。
9歳まで、もしくは社会人としての
最初の9年間が人としての基礎を築く
重要な時期です。
この期間に得た経験や知識が、
その後の人生に大きな影響を及ぼします。
子供が9歳を迎える頃、自我が芽生え、
体や心に変化が現れるようになります。
この時期に親が過度に管理をすると、
子供は自立の力を失い、
依存的な態度を形成する危険性があります。
たとえば、
失敗や試練は成長のための重要なプロセスです。
親がすべての障害を取り除いてしまうと、
子供は自分で問題を解決する
力を養う機会を失い、
将来的に自立した判断を下す力が弱くなります。
同じことが職場における
部下の育成にも言えます。
部下が成長するためには、
失敗を恐れず、挑戦させることが必要です。
上司がすべてを管理し、失敗を避けさせると、
部下は自分で責任を取らず、
最終的には上司に依存するようになります。
しかし、仕事を任せ、
失敗を経験させることで、部下は成長し、
自分で問題を解決できるようになります。
親方としての修行も同様です。
部下や弟子が自立し、成長するためには、
失敗を含むさまざまな経験を
積ませることが大切なんだと思います。
部下や弟子が何度も失敗し、
そのたびに考え、工夫することで、
次にどう進むべきかを自分で見つけていくのです。
もし親方がすべての手順を細かくチェックし、
失敗を防ごうとするなら、
弟子たちは自分の力で成長する機会を逃してしまいます。
部下や弟子が困難に直面するたびに、
彼らだけでなく、
親方自身もまた成長の機会を得ています。
親方としての修行は、
自分自身を育てることでもあります。
手のかかる部下や弟子は、
時に親方にとっても負担になりますが、
彼らと共に成長する過程で、
親方自身も新たなスキルや知識を得ていけます。
親方修行とは、
究極の自己修行とも言えます。
弟子を育てることは、
自分を育てることに他なりません。
失敗を恐れず、挑戦を続け、
共に成長していくことで、
弟子も親方も、
共に高め合いながら素晴らしい未来を築いていけるのです。
そんな将来を夢見て
今日も笑顔で顔晴ります!