1年目の修行のお話

みなさんこんばんは!
顔が晴れて顔晴るがモットー
すし処とし 店主
森敏也です。

今日は寿司見習い1年生の
仕事内容とは何か?

これについて
お話ししていきたいと思います。


2009年4月1日に
当時の新宿ほり川、鮨部門に
配属された私、

普段全く緊張しない私は
かちこちになりながら
初出勤したのを覚えています。

『本日よりお世話になります。
森敏也です!宜しくお願いします!』

誰よりも大きな声で
元気良く言いました。

ただ、その時のシーンが
鮮明に頭の中に残ってるんです。

挨拶したあと、
場がシラーっとしたんです。
当時の私にはハテナ?でしたが、
後日耳にしたのは
『ああいう元気な奴ほどすぐ逃げる』
でした。

なるほど!そういうこと!
と、思った私は
それを聞いたその瞬間から
誰よりも元気で笑顔で
楽しく修行に臨んでやるぞ!

と、心に誓いました。


修行初日は挨拶でほぼ終わりでした。
翌日からの勤務表をもらい
時間は9時ー20時
あれ?早い。

『なんで入りも遅くて
あがりも早いんですか?』と、
問いかけました。

そしたら、
『最初はお客さんだからね』と。

翌日出勤すると先輩方が
一通りの作業を教えてくれました。

先輩の白衣をたたむ
お茶汲みをする
納品された野菜を片付ける
魚の荷運びと検品
掃除
洗い物

よく聞く、
入って1年は魚は
触らせてもらえない。
↑これはとうの昔の話だったのか
初日から魚の検品をやらせてもらい
やったー!触れたぞ!
と、喜んだのを覚えています。

初日が無事に終わろうとした
20時ごろ、
私は
『最後までやらせてください』と、
先輩方にお願いしました。

ですが、
『今のうちに帰った方がいいよ、
どうせ帰れなくなる日がくるから』
と、言われ、、
なんか闇を感じました笑

どきどきとわくわくの1年目が
スタートです。



本日もお読みいただき
ありがとうございました。



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