もはや水は何が安全なのか
答えを出すことができない状況です。
コストパフォーマンスを考えるなら、
水道に浄水器を付けることでしょう。
高額な高い浄水器である必要はありません。
塩素とアルミと鉛が除去できるだけでも、
かなり毒性は軽減しています。
まずはキッチンと洗面所の水道、
そしてシャワーノズルに浄水器を
付けるところから始めましょう。
風呂の浴槽の湯もできれば
浄水器を通したほうがいいです
が、風呂の水を毎日浄水器で
浄水するとなるとかなりの
コストがかかります。
それが経済的に難しい場合は、
ビタミンCや無農薬のみかんの皮、
柚子、枇杷の葉を入れてみてもいいでしょう。
完全ではありませんが、
ビタミンやフィトケミカルが働いて、
塩素毒の中和作用が期待できます。
また、よくいわれる備長炭も
有害ミネラルなどの吸着効果が
期待されています。
ホームセンターなどに行けば
お風呂用の備長炭はよく売られていますので、それを利用するのもいいかもしれません。
天然塩を入れるのもいいでしょう。
ミネラルの補給だけでなく
汗をかいてデトックスするのにも役立ちます。
そうやって少しケチケチしながら、
社会毒を避ける努力をすることが
肝要ではないでしょうか。
「あれが安全、これは安全じゃない」などと
日本人は言いますが、
この世界に完全に安全なものなんて
存在しないのです。
重要なのは、
その食品や資源となるものの
背景を知ることであり、
それは社会全体を変えることでもあり、
毒物を完全に除去することが難しいのなら、
毒を出せる体をつくっていくことにほかなりません。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、
私たち自身で完全でなくても
安全な水が確保できるよう、
水道、湧き水などの両方から
日本という土地を変えていかなくてはならないのではないでしょうか。