子育ての概念シリーズ1



子育ての概念のお話


みなさん、こんにちは！
下町で食べる本物の寿司
北千住のお隣、足立区は
五反野駅より徒歩４分
すし処としの店主
森敏也です。

今日は子育てについて
少し深掘りしながら
お話をしていきたいと思います。

もうすでにお子様がいらっしゃる方も
そうでない方も、
最後まで見ていただけたら幸いです。

それでは、どうぞ。



子育ては最高の親育て

と、私は思っています。
赤ちゃんが産まれて
お母さんになって、
右も左もわからない、
そんな瞬間って初産なら
誰もが通る道だと思います。

赤ちゃんを産んだからって
すぐにすごいお母さんに
なれるはずなんかありませんよね。

子育てを通して母として育つ

まずはこれを念頭に
お話を進めていきます。


あなたは、
道端に石ころが落ちていて
お子さんが転ばないか心配で
その石ころをどける
お母さんですか？


あなたは、
３.４歳になったお子さんに
味噌汁は冷ましてから出しますか？

あなたは
７.８歳になったお子さんの
朝は起こしてあげて
お洋服は用意してあげてますか？

あなたは
１０歳になったお子さんの
携帯のメールやライン内容を
全て把握していないと
安心しないタイプですか？


上記の３点についてわかることは
『子供の自立を妨げる』
そんな行為かもしれません。


子育ての本質とはなんでしょうか、

子育てとは
子供が社会に出たときに
ひとりでやっていける力を
身につける期間だと
私は思っています。

そして社会で生き抜く力とは
自身で判断や決断、行動を
実行していける人間

何かうまくいかないことが起これば
自らを振り返り、気付き、学び、
実践行動にうつして成功に近づける

そんなタイプが俗にいう
『仕事のできる人』ではないでしょうか。

お母さんやお父さんが
いつまでも味噌汁をふーふー
さましてあげていれば、
味噌汁は冷ましてから飲むもの、
または誰かが何かしてくれるもの
という子供ながらの解釈がうまれます

ただ、大人になると
味噌汁は熱々ででてきます

そんな子供の頃から熱々で
もしこぼしたりして
火傷したらどうするの？？

そう思う人も大半だと思います。

もし火傷したら、
『これは危険なもの』
『こぼしてはいけないもの』
と、子供ながらに学習します

熱々のうちに飲んで熱かったら
自分で冷ませばいいと学習します

そして、大人と同じ扱いを
してあげることによって、
自立心が芽生えます。


お母さんやお父さんが
毎朝起こしてあげる習慣があると
自分で行動を起こすことが
遅くなる可能性があります

遅刻したらどうするの？

それは自己責任だと言い聞かします。

社会に出て時間を守れない人間に
仕事のできる人はいません。

さらに、着る洋服も自分で
選ぶようになると、
『自分で選択し決断し行動にうつす』
という、小さな成功体験が生まれます

小さな成功体験の積み重ねが
子供ながらに【自信】に繋がります


お子さんのラインやメールに
目を通さないと心配、、

わかります。
いじめられていたらどうしよう、
逆も然りですよね、
いじめをしていたらどうしよう。

うちの子に限って、、、

ですが、
これは監視の目がないと
ちゃんと行動しない人に
なってしまう可能性があります

ある程度放任して
もし何か起きても
最終的に守ってあげればいいんです。

悪いことをしてしまったら
一緒に謝ればいいんです。

ここで自己責任だと突き放すと
『親は守ってくれない』と
疑心感が生まれます。

親という字は
木の上に立って見せると書きます。

親の言うとおりに子供は
絶対に育ちませんが、
親がしてきた通りに
子供は育ます。


最近の若者は、、
なんてよく耳にしますが
過保護に育てられた子供は
社会に出て失敗したときに
たった一度の説教で
その会社を辞めてしまいます。

なんでか？
今まで自分の思うように
大体ことが思い通りに
なんでもできていたからです。

なんでもやってあげてしまう親がいると
それが当たり前になってしまうんです。

不都合が人を成長させます。
壁は乗り越えるためにあると
昔から言われていますが、

その『壁の越え方』は
子供の頃から自分で考え行動し
乗り越えて初めて自分の力になります

人の手がないと越えられない
手伝ってもらわないと越えられない
そんな子供たちが社会で
生き抜いていけますか？

教育論はさまざまですが、
子育てとは最高の親育て
親も一緒に成長するんです。
だから
教育ではなく
【共育】
共に育つのです


愛する我が子のために
甘やかし過ぎていませんか？

愛情や思いやりと思って
してきた行動が、
実は自立の妨げになっていたりします

他の家と比べたり
常識に捉われていたら
このお話は『冷たい』と
思うかもしれません。

ですが、
本当の愛情や思いやりとは何か？
子育てとして一緒に過ごす期間は
長い人生のうちのほんのわずかです。

そのわずかな期間で
社会に出てくじけないよう
社会に出て幸せを掴めるよう
自立をさせてあげることこそが
親が子供にしてあげられる
最大限の愛情だと思います。


次回は子育ての概念の
食育編をお話ししたいと思います。


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