大将の胸の内

みなさん、こんばんは!

下町の旨い寿司屋
すし処としの店主
森敏也です。

今日はですね、
久々に寿司について
熱く語ってみました。
どの職業、職人さんもそうですが
どんな方にも胸に秘めてる想いって
あると思うんですよね。
それを言葉にするっていうのは
どこか少し恥ずかしかったりして
言えなかったりもしますよね。

私はそういうものは惜しげもなく
語ってしまえるタイプなので
今日は私の胸の内を、
このブログを通して語りたいと思います。

少し長めの文章にはなりますが
よろしければ、最後までご覧ください。

それでは、どうぞ。


五反野 すし処とし
店主 秘めたる想い

寿司屋の仕事は、
単に美味しい寿司を
提供するだけでは終わりません。
顧客満足を第一に、
全てのお客様に心から
満足していただくことが職人の使命です。
暖簾をくぐり店に入ってこられた方は
皆お客様であり、
その方々が笑顔で帰っていただけるよう、
私たちは全力でおもてなしを尽くします。

「商売は商い(あきない)」とも言われますが、
私はむしろ「お客様を【飽きさせない】」
ことが商いの真髄だと思います。
どれだけの工夫を凝らし、
訪れる度に驚きや楽しさを
感じていただけるかが、
職人としての挑戦です。

最近、都心のお寿司屋さんでは
「寿司バブル」とも言えるほど
価格が高騰しています。
仕入れの原価や人件費、
土地代の高騰は事実ですが、
それではお客様が年に一度しか
行けないお店になってしまいます。
私が目指すのは、
月に一度は旬の寿司を楽しめるお店です。
都心の超高級寿司店の半分の価格で、
同等の味わいを提供する
寿司屋を目指しています。

そのために、朝早く市場に足を運び、
新鮮な魚を仕入れ、
丁寧な仕込みをすることは当たり前のことです。

お客様には見えない部分での仕事こそが、
実際に提供する一品一貫に反映されます。
ただ「美味しい」だけでなく、
驚きや喜びを感じていただけるかどうかが、
私たちの腕の見せ所です。

私自身が「通いたい」と思う寿司屋を、
足立区・五反野という土地で作り続けたい。
『食を通じて皆様の幸せに繋がること』を
生涯の目標とし、日々寿司道を歩んでいます。


お客様の「美味しかった」「また来たい」
という言葉を胸に、
これからも精進してまいります。
どうか、一度足を運んでいただき、
この地でしか味わえない寿司を
ぜひ楽しんでください。